
最近人生100年時代って言葉をよく聞くけど、若いうちから何かしとくべきなのかな~
この記事はこういった悩みを持っている人に向けた記事です。
はじめに
「人生100年時代」といった言葉は聞いたことがあるでしょうか?
この言葉はロンドンビジネススクールのリンダグラッドン教授、アンドリュースコット教授が「LIFE SHIFT」で提唱した言葉で、世界で長寿命化が進んでいる現状から、特に先進国では2007生まれの2人に1人が100歳まで生きる時代が到来すると予測した言葉です。
もし、本当にこのような時代になるとしたら、今までの60歳まで会社で働き、退職後は年金でのんびりと暮らすといった人生設計では不十分で、人生設計を見直す必要性があります。
特に寿命がのびるということは必然的に必要なお金が増えてきます。そのため、この人生100年時代にお金に困らないようにするためには何を考え意識したらいいのでしょうか?
私が若いうちから考えて実行しておくべきことは「健康寿命を延ばす取り組みを行う」・「資産形成を行う」・「専門性の高いスキルの習得」の3点だと思っています。
以下でそれぞれについて説明していきます。
健康寿命を延ばす
まず、大事になってくることが健康寿命を延ばすことを意識するといったことです。
ここで健康寿命とは「心身ともに自立しており、健康に生活できる期間」のことを指します。
ほとんどの人にとって労働から得る給料というのが一番の資金源となっていると思います。当然、働くためには自分の体が元気である必要があります。
これからの人生100年時代では現代の65歳が定年という時代をゆうに超えて70歳以上でも働いていく必要性が出てくると思います。
自分自身の体が元気であれば働いてお金を稼ぐことが出来る一方で元気でなければ、お金が稼げないどころかどんどんお金がなくなってしまいます。そのため、健康寿命が大切になってきます。
この健康寿命を延ばすのには適度な運動とバランスのとれた食生活が大切とされています。
特に若いうちは「お金がない・自分は元気だから大丈夫」といった理由で特に食生活のバランスが崩れがちです。
一方で、ある程度年をとってくると逆に運動をしなくなってしまいます。
そのため、若いうちは少しでも食事のバランスを、少し年を取ってきたら体を動かすことを意識して健康寿命というものを気にかけてみることが大切だと考えます。

寿命と健康寿命の差があまりない人生が理想的だね!
資産形成をおこなう
次に資産形成を若いうちから考えておくべきだと思います。現在は少子高齢化が加速しており、今の若者が大きくなった時に現在の老人と同水準で年金をもらえる可能性はほとんどないと思います。そのため、老後に備えて自分たちでお金を準備しておかなくてはいけない時代なのです。
また、資産形成というと株や投信信託をするという風に考える人がいると思いますが、ここでいう資産形成とは、お金の「稼ぎ方」、「貯め方」、「増やし方」、「守り方」、「使い方」のトータルの力を学ぶことです。
本を読んだり、自己投資をしたりして稼ぎ方を学んでおくことで安定的にお金を供給するもとになります。
自分の生活費を見直して、不要なものにお金を使わないことでお金が貯まります。
若いうちから株や投資信託の知識を学び実際にやっておくで、資本主義経済においてお金の増やし方がわかります。
たとえ、たくさん稼いでいても入ってきた分使っていたらお金は貯まりません。一度自分の生活をきちんと見直してどれだけのお金が生きていくのに必要なのか、100歳まで生きるにどのくらいのお金が必要なのか考えてみてください。

資産形成をするにはお金全般の力がいるからね!それぞれの力をできるだけバランスよく身につけよう!
専門性の高いスキルを身に着ける
最後に専門性の高いスキルを身に着けるべきということです。
現在は社会の進歩が進んでおり、ロボットなど機械に単純作業はとってかわりつつあります。現在はまだ機械も高く、まだまだ単純作業の仕事も多いですが、20年もすればかなり単純作業の仕事は減少すると思います。
そのため、普通の人ではできない専門性の高いスキルを身に着けるべきなのです。
これからの時代はいろんなことが無難にこなせる人材よりも、一つのことを突き詰めている人材のほうが重宝される時代になりつつあると個人的には感じています。
まとめ
今回は人生100年時代に向けて若いうちからすべき・考えるべきことを紹介してみました。考えるべきことは以下の3点です。
・健康寿命を延ばす
・資産形成をおこなう
・専門性の高いスキルを得る
特に健康に関しては若いうちはなかなか意識しにくいテーマではあると思いますが、確実に将来自分に返ってきます。老後にいくら資産があろうと、スキルがあろうと、人生を楽しめなきゃ本末転倒です。そういった意味では一番大切なことかもしれません。
みなさんもほんの少しでもいいので、若いうちから健康に目を向けてみてはいかがでしょうか?
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