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銀行の種類ってどんなのがあるの?

お金の勉強

みなさん普段何気なく銀行にいってお金を預けたり,お金を借りたりしていると思います.しかし,銀行にどのような種類があるのかということはあまり考えたことがないのじゃないでしょうか.

そのため,今回は,銀行の種類とそれぞれの特徴を解説していきたいと思います.

銀行の種類とそれぞれの特徴

中央銀行

中央銀行とは国家の金融システムの中核となる機関のことであり,日本では日本銀行(日銀)ただ一つです.

通過として発行されている日本円を唯一発券することができ,円の価値を安定的に保つといったことをしているため,「通貨の番人」とも呼ばれます.

また,日本銀行は他の銀行の預金を受け入れると共に最後の貸し手として資金を貸し出す「銀行の銀行」であるとともに国の預金を受け入れて政府のお金を管理する「政府の銀行」としての立場を持っている銀行です.

おたち
おたち

国や銀行にはとっても大事だけど,
ぼくらにはあまり縁のない銀行だね!

普通銀行

普通銀行は銀行の主な業務である「預金」,「為替」,「資金の貸し付け」を行っている銀行のことです.

私たちが思っている銀行というのは基本的にここに当てはまります.

その中でも都市銀行,地方銀行,ネット銀行と大別されます.それぞれの特徴を説明していきます.

おたち
おたち

ぼくたちが普段「銀行」って言ってるのはここのことだね!

・都市銀行

都市銀行は東京や大阪など大都市と呼ばれるところに本店を置き,全国各地に支店を広域に展開している銀行のことであり,大きく分けて日本にはみずほ銀行,三菱UFJ銀行,三井住友銀行,りそな銀行,埼玉りそな銀行の5行があります.(※場合によっては埼玉りそな銀行は除く場合があります.)

日本全国に支店が存在するため,どれも一度はみたり聞いたことがある銀行だと思います.

規模が大きく,資産も豊富に有しているため,安心して自分たちの資産を任せられます.

一方で,都市銀行の投資先は主に一部上場企業といった大企業が中心となっており,地域の中小企業などは融資を受けにくいといった特徴があります.

・地方銀行

地方銀行は先ほどの都市銀行とは異なり,各地方や都道府県内を営業基盤として活動している銀行のことを指します.

法律的には都市銀行と同じ普通銀行ですが,各都道府県に密着した展開をしており,大企業よりは地元の中小企業や個人事業主と主に取引をします.

・ネット銀行

ネット銀行は営業上最低限必要な店舗のみを有し主にインターネットなどを介して取引を行う銀行です.

ネット銀行の特徴としては店舗やATMの設置の必要がないため,人件費や支店の運営コストがかからないため,他の銀行に比べて手数料が安かったり,金利が高かったりすることです.

信託銀行

普通銀行が「お金の融資」に注力して様々な企業や個人にお金を貸しているのに対して,信託銀行は「資産運用」に注力している銀行です.そのため,資産を長期間預けたりするのにむいています.

信用金庫・信用組合

銀行と同じように預金,貸し出し,為替の業務をやっている組織のことです.

ただし普通銀行と異なり組織のでき方が違うといったことが特徴です.株式会社である普通銀行とは異なり,中小企業の協同組織で組合員が互いにお金を預け助け合うことを基本的な目的としています.

まとめ

今回は銀行の種類ということで,紹介してみました.
私たちが使っている「普通銀行」以外にもいろんな役割を持った銀行があることがわかりましたね.

自分の目的にあった銀行の探し方に関してはまたまとめて更新していきたいと思います.

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