
自作パソコンってやってみたいけど、難しそうだしなかなか挑戦できない…
こういった、自作PCをやってみたいと少しでも思っている人に向けた記事になります。
はじめに
現代社会ではPCは人々の生活になくてはならない道具の一つになっており、様々な人が様々な用途で使用していると思います。
パソコンの選択肢は様々ありますが、その中でも自作PCというのが一つあると思います。自作PCとはパソコンの内部パーツを買って自分で組み立ててパソコンを作ることを言います。
昔よりも自作PCというのは一般に広がっている気がしますが、それでもまだまだ難しそうというイメージがあり、少し興味がある人でもなかなか踏み出せないという人が多いと思います。
私は実際に高校生のころに自作PCを組み立てて、使用していました。
この時の経験は自分のためになっていると思っているので、できるだけ自作PCの楽しさを知ってもらいたいと思っています。
そこで、今回は自作PCを作成するメリットおよびデメリット、さらにはどのような人にお勧めするのかを紹介していきたいと思います。
自作PCのメリット
自分に合ったPCを作ることができる
まず、自作PCは自分ですべてのパーツを選択していくことになります。
そのため、自分の求めている価格、スペック、外観のパソコンを作ることが出来ます。
自分がパソコンで何をしたいかで、どのパーツにお金をかけるべきかが変わってきます。例えば、ゲームをしたい人はGPUという映像処理に関するパーツにお金をかけるべきですし、主にデータ保存用に使用したい人であれば、HDDやSSDにお金をかけるべきです。
特にパソコンケースは自作することでしか、自分好みのを選ぶことが出来ません。パソコン本体なんて普段見えないとこにしまっているから気にしないよっていう人も多いと思いますが、ふとした時に目につくものなので、自分好みのものだとテンションも上がると思います。
その点自作PCだと、完全に自由に選ぶことが出来、自分にぴったりのスペックのパソコンを手に入れることが出来ます。

完全に自分専用のスペックのパソコンが作れるんだね!
パーツの交換が簡単
自作PCはパーツの交換がとても行いやすいです。
そのため、パソコンの性能を上げたいといったときや、パーツが一部故障したといった状況に容易に対応することが出来ます。
また、気分を変えるためにケースだけを変えるといったこともできます。
そのため、後からパソコンのスペックを変更したいといったときにかなり安価に済ますことが出来ます。

最初はお金がないから後々いいパーツにしていきたいという人も意外と多いからそういった人にもおすすめのメリットだね!
価格が抑えられる
パーツを自分で一つずつ買って自分で全部組み立てるため、組み立て費用が掛かりません。
最近のパソコンはかなり市販のものでも安くなってきていますが、まだまだ自分で買いそろえた方が安くなると思います。
さらに、パーツによって(CPUなど)は中古で十分だったりするものもあるので、それらをうまく利用することでさらにコストを抑えて高性能のパソコンを作ることが出来ます。
パソコンの知識が身につく
さらに、パソコンの仕組みを学ぶことが出来ます。
普段私たちは何気なくパソコンを使用してインターネットをしたり、ゲームをしたりしていますが、実際にパソコンの中身がどのようになっているのかに触れることはほとんどないはずです。
自作PCを組むことで、パソコンの中にはどのような役割を持ったパーツが入っているのかを知ることが出来ます。
パソコン自体の大まかなパーツは今後も変わっていくことはないと思うので、一度知っておくことで、市販のパソコンに対しての見方も大きく変わると思います。

一度パソコンパーツについて学ぶと、初めて見る市販のパソコンのスペックもなんとなくわかるようになるよ!
自作PCのデメリット
もちろん、自作PCにはメリットだけでなくデメリットも数多く存在します。
パソコンに関して勉強が必要
当然何も知らない状態では、組み立てることが出来ないので、パソコンについて勉強する必要があります。
とはいっても、最低限必要なパーツとその役割ぐらいをわかってさえおけば大丈夫だと思います。
そのため、勉強したくないという人や時間がないという人はあまり向いていないかもしれません。
パソコン全体としての保証がない
自作PCは自分で組み立てるのでパソコン全体としての保証がありません。
もちろん買ったパーツごとには保証があるのですが、メーカーも様々だったりするのでかなりめんどくさくなるかもしれません。
さらに、どこのパーツが故障しているのかなども初心者にはわかりにくく、原因の究明がかなりめんどくさいです。
ただ、私自身はパーツの不良でパソコンが動かないといった経験はないのでそこまで心配する必要はないのかなと思います。(知り合いは初期不良がありトラブルがあったそうなので、ある程度運の要素がある所だと思います)

組み立て時に何もトラブルがない時はいいけど、トラブルがあった時はかなりめんどくさいかもしれないよ!
パーツの互換性を考えないといけない
最後にパーツの互換性を考えないといけません。
使うパーツによってははまらなかったりするので、きちんと対応したパーツを選ぶ必要があります。
特に初心者はこの辺はわかりにくいところもあると思うので、ショップの店員に聞いてみるのが間違いはないと思います。
最近では、メモリの相性問題など少し理不尽なトラブルはあまり聞かなくなってきたので、最低限CPUとマザーボードのソケット、メモリの世代くらいを確認しておけば大丈夫だとは思います。

不安だったらネットでおすすめされているのと同じのを選んだり、店員に聞いてみるのもいいね!
自作パソコンがおすすめな人
ここまで、自作PCのメリット・デメリットを説明してきましたが、最後にどのような人におすすめかを紹介したいと思います。
- 学生などで十分に時間のある人
- できるだけ高いスペックのパソコンが欲しい人
- 自分のオリジナルのものを使いたい人
- ものづくりが好きな人
特に個人的には学生の人にこそ自作パソコンに挑戦してみてほしいと思っています。
これからの社会ではさらにパソコンは必需品になっていきます。
その際に、最低限パソコンがどのようなパーツで動いているかというのを知っとくだけでも違ってきます。

上記の項目に当てはまる人はぜひ挑戦してみて損はないはずだよ!
自作PCをおすすめしない人
- パソコンの仕組みに興味がない人
- 忙しくて時間がない人
- 手厚い保証がないと心配な人
- ノートパソコンじゃないと嫌な人
一方で、これらの項目に当てはまる人は自作PCはやらない方がいいと思います。
項目の上3つに当てはまってしまって、自作PCをあきらめようかなと考えた人は現在はBTOパソコンというものも存在しており、これらの問題を解決してくれるパソコンですので、そちらを検討してみるのもよいと思います。
まとめ
自作PCを組み立てることで得られることは案外多いものです。
パソコンは高い買い物なので、失敗するときのことを考えるとなかなか行動に移しにくいと思いますが、
- 学生などで十分に時間のある人
- できるだけ高いスペックのパソコンが欲しい人
- 自分のオリジナルのものを使いたい人
- ものづくりが好きな人
これらの条件に当てはまる人はぜひ挑戦してみてください。
コメント